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ワックスをつけると薄毛が目立つのはなぜ?地肌が透ける原因と、つけ方・量の調整方法

「何もつけていないときより、ワックスをつけた方が薄く見える」「トップをふんわりさせたいのに、セットすると地肌が透けてしまう」

そんなときは、ワックスの種類だけでなく、使う量・つける場所・乾かし方を見直してみましょう。

ワックスをつけると、髪が束になって隙間ができたり、根元がつぶれたりすることで、地肌が見えやすくなる場合があります。薄い部分を隠そうとしてワックスを足すと、かえって気になる状態になることもあります。

ただし、薄毛が気になる方すべてにワックスが合わないわけではありません。毛量や髪質、希望する髪型に合わせて、仕上げに少量使う方法もあります。

この記事では、ワックスで薄毛が目立つ原因から、量とつけ方の調整、つけすぎたときの対処まで解説します。

執筆・編集:SARUTAHIKO編集部

ワックスをつけると薄毛が目立つ原因

毛束の隙間、根元のつぶれ、毛流れや質感による見え方を説明するイラスト
髪が束になってできる隙間、根元のつぶれ、毛流れや質感によって、地肌の見え方は変わります。

髪が束になり、束と束の間から地肌が見える

ワックスには、髪をまとめて形を整える働きがあります。しかし、髪が少ない部分や細い部分で大きな毛束を作ると、束と束の間に隙間ができ、地肌が見えやすくなることがあります。

特に気をつけたいのが、前髪や頭頂部です。前髪を細かくつまんで束にした結果、生え際が透けて見える。つむじ周辺の髪を一方向に集めたことで、別の場所が割れてしまう。こうした場合は、セット力が足りないとは限りません。

髪をまとめることと、薄い部分を目立ちにくくすることは、必ずしも同じではないのです。

つける量や場所によって根元がつぶれる

髪が細くやわらかい方は、整髪料を多くつけると、せっかく立ち上げた根元が寝てしまう場合があります。「立たないから、もう少し足す」という調整を繰り返すと、さらに髪がまとまり、トップが平らに見えることもあります。

また、同じ量でも、どこにつけるかで仕上がりは変わります。前髪やトップへ最初に多くつけると、その部分に整髪料が集中しやすくなります。根元を立ち上げたいときは、ワックスを増やす前に、ドライヤーで土台を作れているか確認しましょう。

濡れた質感や毛流れによって透け方が変わる

ツヤや濡れ感のある仕上がりは、髪のまとまり方によって地肌との隙間が目立つ場合があります。

ただし、「ツヤのある製品はすべて使えない」「マットなら必ず目立たない」とは言い切れません。マット系でも、量が多かったり、髪を強く束ねたりすると透けることがあります。製品の分類だけで判断せず、自分の髪につけたとき、どの部分がどう見えるかを確認することが大切です。

乾かす段階で、すでに前髪やつむじが割れている

ワックスをつける前から前髪が割れている場合、整髪料だけで直そうとしても、思うように整わないことがあります。つむじの位置や生え癖、髪の長さによって、乾かした時点で毛流れが分かれていることもあります。その上からワックスをつけると、割れた状態がさらに強調される場合があります。

「ワックスの問題」と思っていても、最初に見直したいのが乾かし方というケースもあるのです。

どの段階で薄毛が目立つ?セット前後を確認しよう

セット前、ドライヤー後、ワックス後を同じ照明と角度で確認する流れ
セット前・ドライヤー後・ワックス後を同じ照明と角度で確認すると、どの段階で透けるかを比べやすくなります。

原因を見分けるには、セットの途中で見え方を確認する方法が役立ちます。

薄毛が目立つタイミングと確認すること
気になる状態最初に確認したいこと
何もつけていないときから前髪やつむじが割れる生え癖・毛流れ・髪の長さ
ドライヤー後もトップがつぶれている根元の乾かし方
ワックスをつけた直後に地肌が透ける使用量・つける場所・毛束の作り方
時間が経つとつぶれる、前髪が割れる製品との相性・保持力・汗や湿気などの条件

比較するときは、できるだけ同じ場所・照明・角度で確認しましょう。明るい照明の下と暗い場所では、地肌の見え方が違うためです。正面だけで判断せず、頭頂部はスマートフォンなどで確認すると、自分では気づきにくい割れも分かりやすくなります。

同じワックスでも、量とつける場所で見え方は変わる

ワックスを少量から調整し、必要な部分につける方法のイメージ
ワックスは少量から、必要な部分へ。量・つける場所・乾かし方は、一度に変えずに調整しましょう。

ワックスで透けると、すぐに別の商品を探したくなるかもしれません。しかし、今使っている製品でも、量や場所を調整できる場合があります。

例えば、髪全体へ均等につけていた方なら、膨らみを抑えたい部分と、ふんわり残したい部分で使う量を変える方法があります。前髪が束になる方なら、前髪へ最初につけるのをやめ、最後に手に残った少量で整える方法が選択肢になります。

大切なのは、一度にいくつもの条件を変えないことです。量を減らす、つける場所を変える、乾かし方を変える。それぞれを分けて試すと、何が自分の髪に合っているか判断しやすくなります。

薄毛が目立ちにくい仕上がりを目指すワックスのつけ方

製品確認、乾かす、少量を広げる、場所を分ける、全体確認の5ステップ
製品の使い方を確認し、乾かして形を作り、少量を広げ、場所を分けてつけたら、最後に全体を確認します。

1.まず製品の使用方法を確認する

最初に、容器やメーカーの案内で使用方法を確認してください。一般的なクリーム状のワックス、粉末タイプ、濡れた髪に使ってから乾かすミストでは、適した使い方が異なります。

この記事で紹介する基本手順は、主に乾いた髪に使うワックスを想定しています。すべての整髪料に同じ方法を当てはめないようにしましょう。

2.ドライヤーで毛流れとシルエットを整える

寝癖や前髪の割れが残っている場合は、必要な部分を根元から濡らして整え直します。そのうえで、希望する方向へ乾かしましょう。

トップは自然な立体感を残し、膨らみやすいサイドは抑えるなど、ワックスをつける前に全体の形を作ります。毛流れを変える方が整いやすい方もいれば、もともとの流れを活かした方が自然になる方もいます。無理に同じ方向へ乾かす必要はありません。

実際にSARUTAHIKOでも、髪の状態に合わせて乾かし方を提案しています。頭頂部・つむじの毛流れを調整した30代男性の事例

3.少量から始め、手や指に均一に広げる

ワックスの適量は、髪の長さ・毛量・製品によって変わります。「誰でもパール1個分」と決めるより、少量から始めて仕上がりを確認する方が調整しやすくなります。

取ったワックスは、製品の使用方法に沿って、手のひらや指へ均一に広げます。塊が残ったままつけると、一部分だけに多く付着しやすくなります。足す場合も、一度に大きく増やさず、必要な部分へ少しずつ使いましょう。

4.つける場所を分け、薄い部分への量を調整する

乾いた髪に使う通常のワックスでは、まず毛量がある部分や膨らみを抑えたい部分から使い、前髪やトップは最後に少量で整える方法があります。

薄い部分を隠そうとして、その場所へ集中的につけると、かえって束や隙間を作る場合があります。一方、粉末やミストには根元付近への使用を想定した製品もあります。塗布場所は製品の説明に従い、頭皮へこすり込むような使い方は避けてください。

5.毛束を作りすぎず、複数の角度で確認する

仕上げでは、髪を細かくつまみ続けるより、必要に応じて手ぐしでほぐし、隙間ができていないか確認します。正面が整っていても、頭頂部や後ろが割れている場合があります。最後に、次の3点を見てみましょう。

  • 前髪がまとまりすぎて、生え際が透けていないか
  • つむじ周辺に大きな隙間ができていないか
  • トップをつぶしすぎて、サイドばかり膨らんでいないか

前髪・M字と頭頂部では、調整するポイントが違う

前髪・M字の割れと束、頭頂部・つむじの毛流れとつぶれを確認するイラスト
前髪・M字は割れや毛束を、頭頂部・つむじは毛流れと根元のつぶれを確認しましょう。

前髪・M字が気になる場合

前髪は、ワックスが多くつくと細い束に分かれ、生え際が見えやすくなる場合があります。まずは、つける前の割れを整え、前髪に使う量を控えてみましょう。

無理にすべてを隠そうとせず、自然に流す、額を出すなど、髪の状態に合った見せ方を選ぶことも大切です。髪型そのものを検討したい方は、M字はげに似合う髪型と実例も参考にしてください。

頭頂部・つむじが気になる場合

頭頂部では、髪を立たせることだけでなく、つむじの位置と毛流れを確認します。髪を一か所へ集めすぎると、その周囲が割れる場合があります。ワックスを足す前に、ドライヤー後の状態と、毛流れを変えたときの見え方を比較しましょう。

現在の毛流れで自然にカバーできている場合は、無理に方向を変える必要はありません。もともとの毛流れを活かした40代男性の事例

全体が細くやわらかい場合

全体がつぶれやすい方は、ワックスの量を増やす前に、根元が乾いているか、必要以上に髪を押さえていないか確認しましょう。製品を変える場合も、ハード・ソフトという表示だけで決めず、少量で形を保てるか、束やベタつきが出すぎないかを見ます。

ワックスをつけすぎたときは、どう直す?

束をほぐす、洗い直す、外出先で足しすぎない対処のイメージ
軽い毛束はやさしくほぐし、ベタつきが強い場合は洗い直すことも検討します。外出先では整髪料を重ねすぎないようにしましょう。

軽く束になっているなら、まず追加せずに確認する

少し束になった程度なら、乾いた手でやさしくほぐすことで、見え方を調整できる場合があります。ただし、強く固まっている髪を無理に引っ張ったり、何度もこすったりするのは避けましょう。ほぐしても戻らない場合は、ワックスを足して直そうとしないことが大切です。

ベタついてつぶれた場合は、洗い落としてやり直す

量が多く、髪全体がベタついている場合は、洗い落としてセットし直す方が整えやすいことがあります。水だけで落ちるか、シャンプーが必要かは製品によって異なります。洗い方の表示を確認し、洗い直した後は、量を減らして試しましょう。

外出先では、完全に戻せない場合もある

外出先で洗い直せないときは、無理に水や整髪料を重ねるより、毛流れをやさしく整える程度にとどめる方がよい場合があります。製品によっては、水で濡らすとさらにまとまったり、形が崩れたりすることもあります。外出前に、少量で仕上げることが失敗を減らす基本です。

調整しても難しいときは、整髪料やカットを見直す

質感の見直し、ミストやスプレー、ワックスなし、カット相談の選択肢
髪質・毛量・毎朝の習慣に合わせて、整髪料の質感、ミストやスプレー、ワックスなしの仕上げ、カットを選びます。

マット系・パウダー系も、使い方が大切

ツヤを抑えたい方には、マット系やパウダー系が選択肢になります。ただし、種類を変えただけで必ず地肌が目立たなくなるわけではありません。量、なじませ方、髪の長さによって仕上がりは変わります。製品を変えた後も、少量から確認しましょう。

ミストやスプレーを検討する

ワックスで束を作るより、ミストで土台を整えたり、ドライヤーで作った形をスプレーで保ったりする方が合う場合もあります。使用する順番や場所は製品によって違います。併用する場合は、それぞれの説明を確認し、必要以上に重ねないようにします。

ワックスを使わない仕上げも選択肢

毎日ワックスを使う必要はありません。生え癖を活かしたカットや、ドライヤーで整えやすい長さにすることで、ワックスを使わずに過ごせる場合もあります。「整髪料を使いたくない」「朝のセットを短くしたい」という希望も、カットの相談時に伝えてください。

整髪料だけでは難しい場合は、長さや毛流れを相談する

乾かしても割れる、整髪料を減らすと形が保てない、トップとサイドのバランスが整わない。そんな場合は、カットも含めて見直す余地があります。相談するときは、普段使っている製品と、いつものセット後の写真を見せると、困っている状態を共有しやすくなります。

ワックスと薄毛について、よくある質問

ワックスをつけて薄く見えるのは、薄毛が進んだということですか?

つけた直後に見え方が変わっただけでは、薄毛の進行とは判断できません。毛束や根元のつぶれによって、地肌が見えやすくなる場合があります。セットの有無にかかわらず抜け毛や毛量の変化が気になる場合、また頭皮に赤みやかゆみがある場合は、皮膚科などの医療機関へ相談してください。

マットワックスなのに地肌が透けるのはなぜですか?

マットは主に仕上がりの質感を表すもので、束やつぶれが起きないことを保証するものではありません。まず量、つける場所、乾かした時点の状態を確認しましょう。

ワックスはどのくらいの量から試せばよいですか?

製品の使用量の案内を確認し、その範囲で少量から試してください。髪の長さや毛量によって必要量は変わるため、足りない部分へ少しずつ調整します。

根元にはつけない方がよいですか?

通常のワックスを根元へ多くつけると、束やつぶれが出る場合があります。一方、根元への使用を想定した粉末やミストもあります。製品を区別して判断してください。

ワックスを使わずにセットしてもよいですか?

問題ありません。ドライヤーで整える方法や、整髪料なしでも扱いやすいカットを選ぶ方法があります。普段の習慣に合う仕上げを相談しましょう。

ワックスを使った日は、どう洗い落とせばよいですか?

製品の説明に沿って洗い落としてください。強くこすったり、爪を立てたりせず、すすぎ残しにも気をつけましょう。使用後にかゆみや赤みが出る場合は使用を中止し、症状が続く場合は医療機関へ相談してください。

ワックスを足す前に、量・場所・乾かし方を確認しましょう

ワックスで薄毛が目立つときは、セット力を足すことが解決になるとは限りません。まずは、何もつけていない状態、ドライヤー後、ワックス後を比べて、どの段階で透けたりつぶれたりするか確認してみてください。

そのうえで、少量から使う、前髪やトップへの量を調整する、毛束を作りすぎないといった方法を試しましょう。

自分の髪では判断が難しい方は、普段の整髪料やセット方法も含めて相談してください。SARUTAHIKOでは、薄い部分だけでなく、毛流れ・髪質・毎朝のセットにかけられる時間を踏まえ、今の髪に合った仕上げ方を一緒に考えます。

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本文中の図解は、使い方や見え方を説明するイメージイラストです。実際のお客様の施術結果や、比較実験の結果を示すものではありません。

サルタヒコ編集者

サルタヒコ編集者

スポーツも勉強もそこそこ出来た少年時代を経て、大学卒業後は教育事業で独立し、充実した日々を送る。27才で若ハゲになり、絶望の淵を彷徨う。髪が薄くなってから、自分で若ハゲ認定をするまでに1年間、若ハゲであることを周りに言えるようになるまで更に1年間かかったのち、自身の若ハゲをネタにしたWEBメディア「ハゲランド」を開設しブレイク。ピーク時は、月商1000万円をあげるメディアに育つ。ハゲながら、綺麗な奥様にも恵まれる。WEBメディアで習得したインターネット集客ノウハウを軸に、複数の事業を立ち上げる。現在は、薄毛対応の理美容室ポータルサイト「USUGE BEAUTY」の運営や、薄毛男性専用の美容室「SARUTAHIKO」の運営にも従事。日本中の薄毛男性から日々相談を受けながら、薄毛が生きやすい社会をつくるために奔走している。

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