
水野 浩一
Koichi Mizuno- 理容師歴22年
- 美容師歴21年
- 出身地千葉県
- 趣味釣り・ゴルフ・卓球
PROFILE
中学まではサッカーに夢中で、日が暮れて家に帰るのを忘れてしまうほど、外で走り回ってばかりの少年時代を過ごしました。理科が好きだったこともあり、高校の途中までは薬剤師を目指していましたが、当時の彼女に「専門学校の見学についてきて」と頼まれ、のぞいた美容の世界に心を奪われて進路を大転換。ただ、遊びすぎた高校時代のツケで美容科に必要な内申点が足りず、理容の道へ進みました。結果的には、これが人生で一番の幸運だったと思っています。
理美容業界に就職してからも理科好きの血は消えず、パーマ液やカラー剤の裏面表示を読み込むクセがつき、気づけば薬剤の講師を任されるまでに。そんな中、13年ほど前のお店で薄毛にお悩みのお客様と数多く出会いました。まだ「AGA」という言葉すら知られていない頃です。持っていた知識ではどうにもならず、ネットや図書館で調べ尽くした日々が、今の私の原点になっています。
その後は12年にわたり、オーダーメイドウィッグの世界へ。涙を流して喜んでくださる方を見てきた一方で、「この方はご自分の髪だけでも、まだやれるのではないか」というモヤモヤを感じる場面もありました。ありがたいことに役職もいただき、順調に見えたそんな折に娘が生まれ、「もし明日、会社の看板がなくなったら、自分には何が残るんだろう」と考えるように。立場や肩書きに頼らず、もう一度自分の腕だけで勝負しようと腹をくくり、たどり着いたのがSARUTAHIKOでした。
そして、私自身も薄毛です。数年前からAGA治療を続けており、理容師としても、当事者としても、さまざまな角度から薄毛対策の研究を重ねてきました。だからこそ、お客様と同じ道を歩く一人として、鏡の前で感じるあの気持ちを分かち合える存在でありたいと思っています。
大切にしているのは、「正解は私の中ではなく、お客様の中にある」ということ。こちらが「こうすべき」と一方的にスタイルを押しつけるのではなく、お客様が本当に望む姿を、たとえ漠然としたイメージであっても汲み取っていく。そこから一緒に正解を見つけ出し、期待以上の仕上がりでお応えできてはじめて、自分の存在意義が果たせるのだと思っています。目の前のお客様のことを誰よりも分かろうとし、誰よりも理解できるスタイリストでありたい。そう願いながら、今日もハサミを握っています。
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