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中学生で抜け毛が多いのは普通?原因と今日からできる対処法【薄毛専門理容師監修】

理容師・佐々木

こちらの記事は、SARUTAHIKO代表の理容師・佐々木が監修しております。
「あれ、最近抜け毛が多いかも…」「シャンプーのときに手にたくさんつくけど大丈夫?」と、不安になったことはありませんか?

高校生の抜け毛は、一時的なものから注意が必要なケースまでさまざまですが、実は多くの場合、生活習慣やストレスなどが関係していることが少なくありません。

原因を正しく理解し、早い段階で対策をすることで、抜け毛は改善できる可能性も十分にあります。

この記事では、男子高校生に多い抜け毛の原因や見分け方、今日からできる具体的な対策方法、さらに将来の薄毛を防ぐためのポイントまで、薄毛専門理容師の視点からわかりやすく解説します。

「この抜け毛は大丈夫なのか知りたい」「今すぐできる対策を知りたい」「将来ハゲないか不安」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

M字薄毛に似合う髪型のご提案!ぜひ一度、サルタヒコをお試しください!09

「最近、シャンプーのときに手につく髪の毛が増えた気がする……」

そんなふうに感じている中学生の男子は、実はかなり多いです。でも、友だちに相談するのは気まずいし、親に言うのも恥ずかしい。ネットで調べてみても、大人向けの情報ばかりで余計に不安になった――そんな経験はありませんか?

この記事では、中学生の男子に向けて「なぜ抜け毛が増えるのか」「どうすれば対策できるのか」を、できるだけわかりやすく、正直にまとめました。保護者の方にもぜひ一緒に読んでいただきたい内容です。

先に結論をお伝えすると、中学生の抜け毛は思春期の体の変化が原因であることがほとんどで、正しい生活習慣とヘアケアを続ければ落ち着いていくケースが多いです。ただし、症状によっては皮膚科で診てもらったほうがいい場合もあります。

焦らなくて大丈夫。まずはこの記事を読んで、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療を行うものではありません。気になる症状がある場合は、保護者の方と一緒に皮膚科など医療機関を受診してください。

1.中学生で抜け毛が増えるのは自分だけ?まず知ってほしいこと

中学生 抜け毛 1

抜け毛のことが気になり始めると、「自分だけおかしいんじゃないか」と不安になりますよね。でも安心してください。思春期に抜け毛が気になる中学生は、あなたが思っているよりもずっとたくさんいます。

まずは「そもそも髪はどれくらい抜けるのが普通なのか」「なぜ中学生の時期に増えやすいのか」という基本的なところから確認していきましょう。

中学生で抜け毛が増えるのは自分だけ?
中学生で抜け毛が増えるのは自分だけ?

1日に抜ける髪の毛の本数|中学生の平均はどれくらい?

いきなりですが、人間の髪の毛は毎日抜けます。これは子どもでも大人でも同じで、異常なことではありません。

一般的に、1日に抜ける髪の毛の本数は50〜100本程度と言われています。「100本」と聞くとびっくりするかもしれませんが、日本人の髪は約10万本あるので、全体のほんの一部にすぎません。

髪の毛には「ヘアサイクル」と呼ばれる生え変わりのリズムがあります。

  • 成長期(2〜6年):髪が太く長く伸びる時期
  • 退行期(2〜3週間):成長がゆっくり止まっていく時期
  • 休止期(3〜4か月):髪が抜け落ちて、新しい髪の準備が始まる時期

つまり、抜けた髪の毛のあとには新しい髪が生えてくるのが普通のサイクルです。シャンプーのときに手に何本かつく、朝起きたら枕に数本ついている、という程度ならまったく心配いりません。

ただし、排水溝がすぐに詰まるほど大量に抜ける、地肌が目立つようになったなどの変化がある場合は、あとで紹介する「皮膚科を受診するサイン」を確認してみてください。

思春期は髪が変化しやすい時期|体の成長と抜け毛の関係

中学生の時期は、体が子どもから大人へと大きく変わる「思春期」の真っただ中です。声が低くなったり、体毛が濃くなったり、ニキビができやすくなったり。そうした変化の原因は、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が急激に増えることにあります。

この男性ホルモンの増加は、頭皮にも影響を与えます。具体的には、皮脂(頭皮のあぶら)の分泌量が増えるんです。皮脂が多くなると毛穴が詰まりやすくなり、頭皮の環境が悪くなって、抜け毛が増えたように感じることがあります。

これは病気ではなく、体が大人になるための自然な変化です。声変わりや体毛の変化と同じように、髪の毛にも変化が起きているだけ。まずはこのことを知っておくだけで、気持ちがだいぶ楽になるのではないでしょうか。

「中学生の抜け毛は治る?」→多くは一時的な変化です

「この抜け毛、ずっと続くの?」と心配になる気持ちはよくわかります。

結論から言うと、思春期の体の変化が原因の場合は、ホルモンバランスが安定してくるにつれて抜け毛も落ち着いてくることが多いです。今は体がまさに変化の途中にある時期なので、焦る必要はありません。

ただし、正直にお伝えすると、すべての抜け毛が「放っておけば治る」とは言い切れません。頭皮の病気やほかの原因が隠れている可能性もゼロではないからです。

だからこそ、この記事で紹介する対策を試しても改善しない場合や、明らかに異常を感じる場合は、保護者の方に相談して皮膚科を受診してほしいと思います。「念のため確認してもらう」くらいの気持ちで大丈夫ですよ。

2.中学生の抜け毛が増える7つの原因

中学生 抜け毛 2

中学生の抜け毛には、いくつかの原因が考えられます。ここでは代表的な7つの原因を紹介します。まずは一覧表で全体像をつかんで、そのあと一つずつ詳しく見ていきましょう。

原因主なメカニズム中学生に多い度合い自分でできる対策
①思春期のホルモン変化男性ホルモン増加→皮脂過剰・毛周期の変化★★★★★正しい洗髪・生活習慣改善
②間違ったシャンプー・洗髪方法頭皮への過度な刺激・洗いすぎ・すすぎ残し★★★★☆洗い方の見直し
③栄養バランスの偏り髪の原料(タンパク質・亜鉛・鉄分)の不足★★★★☆食事の改善
④睡眠不足成長ホルモン分泌の低下→毛母細胞の修復不足★★★★☆就寝時間の確保
⑤ストレス自律神経の乱れ→頭皮の血行不良★★★☆☆ストレスケア・相談
⑥頭皮への物理的ダメージワックスの落とし残し・帽子の長時間着用など★★★☆☆ヘアケア習慣の見直し
⑦頭皮の疾患(脂漏性皮膚炎など)頭皮の炎症・フケ・かゆみに伴う脱毛★★☆☆☆皮膚科を受診

自分に当てはまりそうなものはありましたか? それでは一つずつ見ていきましょう。

①思春期のホルモン変化

先ほどもお伝えしたとおり、中学生の抜け毛の原因として最も多いのがこれです。

思春期に入ると、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量がぐっと増えます。このホルモンは体を大人にしていくために欠かせないものですが、同時に皮脂腺(皮脂を出す組織)を活発にする作用もあります。

皮脂がたくさん出ると、毛穴に汚れが詰まりやすくなります。毛穴が詰まった状態が続くと、頭皮の環境が悪くなり、髪がうまく育たなかったり、抜けやすくなったりすることがあるんです。

「じゃあ、男性ホルモンが多い人はみんなハゲるの?」と思うかもしれませんが、そういうわけではありません。中学生の時期はホルモンの量が急に変わるから体が追いつかないだけで、この時期に正しいケアをしておけば、頭皮環境は整っていきます

まずは毎日のシャンプーと生活習慣を見直すことが、いちばん効果的な対策です。

②間違ったシャンプー・洗髪方法

実は、中学生の抜け毛の原因として意外と多いのが「シャンプーのやり方が間違っている」というものです。

たとえば、こんな洗い方をしていませんか?

  • 爪を立てて頭皮をガシガシこする
  • シャンプーを頭に直接つけて泡立てる
  • すすぎを適当にすませる
  • 熱いシャワーで一気に流す
  • 頭皮のべたつきが気になって1日に2回以上洗う

これ、全部NGなんです。

爪で強くこすると頭皮に細かい傷がつきますし、シャンプーのすすぎ残しは毛穴を詰まらせます。熱すぎるお湯は頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、かえって皮脂が過剰に出るようになります。洗いすぎも同じ理由でよくありません。

正しいシャンプーの方法はこのあとの対策パートで詳しく紹介するので、ぜひチェックしてください。

③栄養バランスの偏り

髪の毛の約90%は「ケラチン」というタンパク質でできています。つまり、タンパク質が不足すると、髪を作る材料が足りなくなるということです。

中学生は部活で体を動かすことが多い一方で、こんな食生活になりがちです。

  • 朝ごはんを食べない
  • 部活のあとにカップ麺やお菓子で済ませる
  • 野菜をほとんど食べない
  • ジュースやエナジードリンクをよく飲む

これだと、髪の毛に必要なタンパク質・亜鉛・鉄分・ビタミンB群といった栄養素が足りなくなってしまいます。体の成長にもエネルギーを使う時期なので、髪まで栄養が回らないということも起こりえます。

「食事を変えるだけで抜け毛が減るの?」と半信半疑かもしれませんが、食事は髪にとっての土台です。対策パートで「コンビニでも意識できるポイント」を紹介するので、できるところから始めてみてください。

④睡眠不足

夜遅くまでスマホを見たり、ゲームをしたり、動画を見たりしていませんか?

中学生に必要な睡眠時間は8〜10時間と言われています。しかし実際には、6〜7時間しか寝ていないという人も少なくないでしょう。

睡眠不足が抜け毛に関係するのは、「成長ホルモン」が関わっているからです。成長ホルモンは眠りについてから最初の深い睡眠のタイミングでたくさん分泌されるのですが、このホルモンは体の修復だけでなく、髪の毛を作る毛母細胞の働きにも関係しています。

睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、成長ホルモンの分泌が十分に行われません。すると、体の成長にも、髪の成長にも悪影響が出てしまうんです。

身長を伸ばすためにも、髪のためにも、睡眠は本当に大事です。

⑤ストレス(学校・人間関係・受験)

中学生って、実はけっこうストレスが多い時期です。

  • 定期テストや成績のプレッシャー
  • 部活の上下関係や人間関係のトラブル
  • クラスでの立ち位置が気になる
  • 高校受験への不安
  • SNSでの人間関係

こうしたストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れて、頭皮の血行が悪くなることがあります。頭皮に十分な血液が届かないと、髪に必要な栄養や酸素が行き渡らなくなり、抜け毛が増える原因になります。

また、強いストレスがきっかけで「円形脱毛症」が起きることもあります。これは頭の一部分だけ丸く髪が抜ける症状で、10代でもなることがあります。もしコインくらいの大きさで円形に髪が抜けている部分を見つけたら、迷わず保護者に伝えて皮膚科を受診してください。

⑥頭皮への物理的ダメージ

中学生になると、ヘアワックスやヘアスプレーを使い始める人も増えてきます。髪型にこだわりたい気持ちはわかりますが、ちょっと注意が必要です。

ワックスをつけた日に、しっかり落としきれていないというケースが意外と多いんです。ワックスの成分が毛穴に残ったままだと、毛穴が詰まって頭皮環境が悪化します。ワックスを使った日は、シャンプー前にお湯でしっかり予洗いするか、二度洗いを心がけてください。

また、部活で帽子やヘルメットを長時間かぶっている場合も注意が必要です。蒸れて雑菌が繁殖しやすくなりますし、きつい帽子は頭皮を圧迫して血行を悪くすることがあります。練習の合間に帽子を外して頭皮に風を通すだけでも違います。

⑦頭皮の疾患の可能性

ここまで紹介した①〜⑥は、自分の生活習慣を見直すことでかなり改善が期待できる原因です。しかし、次のような症状がある場合は、頭皮に何らかの疾患がある可能性があります。

  • フケが異常に多い(肩にどんどん落ちるレベル)
  • 頭皮が赤くなっている
  • かゆみがずっと止まらない
  • 頭皮にかさぶたのようなものができている

こうした症状は、「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」や「アトピー性皮膚炎」など、皮膚の病気が原因で起きていることがあります。これらはセルフケアだけで治すのは難しいので、保護者の方と一緒に皮膚科を受診することをおすすめします

皮膚科では頭皮の状態を見てもらい、必要に応じて適切なケア方法を教えてもらえます。恥ずかしいことではないので、気になったら早めに相談しましょう。

3.今日からできる!中学生向け抜け毛対策5つ

中学生 抜け毛 3

原因がわかったところで、ここからは具体的な対策を紹介していきます。どれも特別なことではなく、今日から始められるものばかりです。全部いっぺんにやろうとしなくていいので、「これならできそう」と思ったものから試してみてください。

正しいシャンプーの仕方を覚えよう

抜け毛対策としていちばん手軽で、いちばん効果が出やすいのがシャンプーの見直しです。正しい洗い方を覚えるだけで、頭皮環境はかなり変わります。

【正しいシャンプーの手順】

  1. ブラッシング(30秒)
    シャンプー前に、乾いた状態で軽くブラシや手ぐしで髪をとかします。からまりをほどくことで、洗うときの摩擦を減らせます。
  2. ぬるま湯で予洗い(1〜2分)
    38度くらいのぬるま湯で、髪と頭皮をしっかり流します。これだけで汚れの7〜8割は落ちると言われています。熱すぎるお湯はNGです。
  3. シャンプーを手のひらで泡立てる(10秒)
    シャンプーを頭に直接つけるのではなく、手のひらで泡立ててから頭皮にのせます。原液のまま頭皮につけると刺激が強すぎます。
  4. 指の腹でやさしく洗う(1〜2分)
    爪ではなく、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗います。ゴシゴシこすらなくても、泡が汚れを浮かせてくれます。
  5. しっかりすすぐ(2〜3分)
    すすぎは洗う時間の2倍くらいかけるのが目安です。生え際や耳の後ろはすすぎ残しが起きやすいので、意識して流してください。
  6. タオルドライはやさしく(1分)
    タオルでゴシゴシ拭くのではなく、髪をタオルで挟んで押さえるように水分を取ります。そのあとドライヤーで乾かすと、さらに頭皮環境がよくなります。

全部あわせても5〜10分くらいです。最初は面倒に感じるかもしれませんが、1週間も続ければ習慣になりますよ。

シャンプーの選び方|中学生が意識したいポイント

「どんなシャンプーを使えばいいの?」という疑問もあると思います。

結論から言うと、洗浄力がやさしい「アミノ酸系シャンプー」が頭皮に負担をかけにくいのでおすすめです。

見分け方は、ボトルの裏側に書いてある成分表示をチェックすること。「ラウロイル〜」「ココイル〜」という名前の成分が上のほうに書かれているものがアミノ酸系の目安です。逆に「ラウリル硫酸〜」「ラウレス硫酸〜」と書かれているものは洗浄力が強めなので、頭皮が敏感な時期には合わないことがあります。

とはいえ、シャンプーは人によって合う・合わないがあります。特定の商品をここでおすすめすることはしませんが、保護者の方と一緒にドラッグストアで選んでみるのがいいでしょう。1,000円前後でアミノ酸系のシャンプーはたくさん売っています。

髪と頭皮のための食事|コンビニ飯でも工夫できる

「栄養バランスが大事」と言われても、毎日の食事を自分でコントロールするのは中学生には難しいですよね。でも、ちょっとした意識の違いで変わることはあります。

まず、髪の毛に必要な栄養素とその食べ物を確認しましょう。

栄養素髪への働き手軽に摂れる食品例
タンパク質髪の主成分ケラチンの材料卵・サラダチキン・牛乳・納豆
亜鉛ケラチンの合成をサポート牛赤身肉・チーズ・アーモンド
鉄分頭皮へ酸素を届けるほうれん草・赤身の魚・レバー
ビタミンB群頭皮の新陳代謝を助ける豚肉・バナナ・玄米

難しく考えなくても大丈夫です。たとえばこんな工夫ならすぐにできます。

  • 朝ごはんに卵を1個足す(ゆで卵なら前日に作っておける)
  • 部活後のおやつをお菓子→サラダチキンやチーズに変えてみる
  • ジュースの代わりに牛乳や豆乳を選ぶ
  • 夕食で肉か魚のおかずをしっかり食べる(おかわりするならごはんよりおかず)

「完璧な食事」を目指す必要はありません。「昨日より少しだけ意識する」くらいの気持ちで続けるのがコツです。食事のことで困ったら、保護者の方に「最近抜け毛が気になるから、食事をちょっと気をつけたい」と伝えてみてください。きっと協力してくれるはずです。

睡眠の質を上げるための具体的な習慣

中学生に必要な睡眠時間は8〜10時間。ただ、時間だけでなく「睡眠の質」も大切です。成長ホルモンは、眠りについてから最初の深い睡眠(だいたい最初の90分)でたくさん分泌されます。この最初の90分をいかに深く眠るかがポイントです。

今夜から試せる習慣を紹介します。

  • 寝る1時間前にスマホを手の届かない場所に置く
    スマホの画面から出るブルーライトは、脳を覚醒させて眠りを浅くします。「通知が気になって寝られない」という人は、別の部屋に置いてしまうのが最も効果的です。
  • 寝室をできるだけ暗くする
    光が目に入ると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が妨げられます。豆電球もできれば消しましょう。
  • 寝る前にぬるめのお風呂に入る
    38〜40度くらいのお湯に10〜15分つかると、体の深部体温が一度上がり、その後下がるタイミングで自然と眠くなります。シャワーだけで済ませるより、湯船につかるのがおすすめです。
  • 毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
    休日に昼まで寝ると体内時計が狂って、月曜日の朝がつらくなります。休日でも平日の起床時間+1時間以内に起きるのが理想です。

全部やるのが難しければ、まず「スマホを寝室に持ち込まない」だけでも試してみてください。それだけで睡眠の質はかなり変わります。

ストレスをため込まないための工夫

「ストレスをなくそう」と言っても、学校生活でストレスをゼロにするのは無理です。大事なのは、ストレスを「ため込まない」ことです。

自分に合ったストレス発散法を見つけておくと、気持ちが楽になります。

  • 体を動かす:運動にはストレスホルモンを減らす効果があります。部活でなくても、散歩やストレッチだけでもOK。
  • 好きなことに没頭する時間を作る:ゲーム・音楽・読書・絵を描く、何でもいいので「これをやっているときは忘れられる」ものを持っておく。
  • 誰かに話す:友だちでも、家族でも、先生でもいい。話すだけで気持ちが軽くなることがあります。

そしてもう一つ伝えたいのは、「髪の毛の悩みそのものがストレスになる」という悪循環があるということです。抜け毛が気になる→気にしすぎてストレスになる→ストレスでさらに抜け毛が増える、というループに入ってしまうことがあります。

だからこそ、一人で抱え込まないでほしいんです。「たかが髪のことで」なんて思わなくていい。あなたにとって大事な悩みなら、それは立派な相談事です。

4.こんなときは保護者に相談して皮膚科へ行こう

中学生 抜け毛 4

ここまで紹介した対策は、自分で今日からできるものばかりです。でも、場合によっては「セルフケアだけでは足りない」こともあります。そのラインをはっきりさせておきましょう。

皮膚科を受診したほうがよい抜け毛のサイン

次の項目に一つでも当てはまる場合は、保護者の方に相談して皮膚科を受診することをおすすめします。

  • 明らかに地肌が透けて見えるほど髪が薄くなった
  • 円形に髪が抜けている部分がある(10円玉〜500円玉くらいの大きさ)
  • 頭皮が赤い、かゆみが止まらない、フケが異常に多い
  • ある日を境に急に抜け毛が増えた(排水溝がすぐ詰まるレベル)
  • 抜けた髪の根元が細く弱々しい(しっかりした根元がない)
  • 生活習慣を改善して2〜3か月たっても変化がない

これらは「もしかしたら皮膚の病気やホルモンの問題が隠れているかもしれない」というサインです。早めに診てもらえば、それだけ早く対処できます。

保護者への相談が恥ずかしい?伝え方のヒント

「親に髪の毛の相談をするのは恥ずかしい」「心配させたくない」と思う気持ちは自然なことです。でも、保護者に伝えることで、シャンプーを変えてもらえたり、皮膚科に連れて行ってもらえたりと、具体的に動ける幅がぐっと広がります。

伝え方のコツは、深刻にならずにさらっと言うことです。

  • 「最近シャンプーのとき髪がよく抜けるんだけど、シャンプー変えたほうがいいかな?」
  • 「なんか頭皮がかゆいんだよね。皮膚科って行ったほうがいい?」
  • 「友だちも抜け毛が気になるって言ってたんだけど、中学生でも多いのかな?」

こんなふうに、質問のかたちで切り出すと話しやすいです。

保護者の方へ:お子さんからこうした相談があった場合は、「気にしすぎだよ」と流さずに、まずは話を聞いてあげてください。思春期のデリケートな時期に勇気を出して相談しているはずです。一緒にこの記事を読んで、必要に応じて皮膚科の受診を検討していただければと思います。

皮膚科ではどんなことをするの?

「皮膚科って何されるんだろう」と不安に思うかもしれませんが、怖いことは何もありません。

一般的な流れはこんな感じです。

  1. 問診:いつから気になっているか、どんな症状か、生活習慣などを聞かれます
  2. 視診:先生が頭皮を直接見て、状態を確認します
  3. 必要に応じて検査:血液検査などを行う場合もありますが、毎回あるわけではありません
  4. ケア方法のアドバイス:頭皮の洗い方や生活習慣について指導してもらえます

時間は15〜30分くらいで終わることがほとんどです。保険証を持って、保護者の方と一緒に行けばOK。「たいしたことなかった」とわかるだけでも、気持ちがすごく楽になりますよ。

5.それでも髪型や見た目が気になるときは

中学生 抜け毛 5

抜け毛の原因や対策を理解しても、「今この瞬間の見た目が気になる」という気持ちはあると思います。そんなときにできることを紹介します。

髪型の工夫で見た目の印象は変えられる

髪の量やボリュームが気になるとき、実は髪型を変えるだけでかなり印象が変わります

たとえば、こんな工夫があります。

  • 分け目を変える:いつも同じ分け目だと、そこだけ地肌が目立ちやすくなります。ときどき分け目を変えるだけでも違います。
  • トップを短めにしてボリュームを出す:長い髪は重力で寝てしまうので、少し短くしたほうがふんわり見えます。
  • 全体的に短くする:短髪にすると髪の密度が均一に見えやすくなります。ソフトモヒカンやベリーショートなどは、中学校の校則にも引っかかりにくいスタイルです。

ただ、普通の美容室や理容室だと「薄毛が気になる」とはなかなか言いづらいですよね。「短めにしてください」とだけ伝えて、あとはお任せになってしまうことも多いと思います。

髪の悩みを相談できる専門サロンという選択肢

実は、薄毛や髪の悩みに特化した理容室や美容室があるのをご存じですか?

こうした専門サロンでは、髪のボリュームが気になる人に合わせたカット技術を持っているのはもちろん、頭皮の状態を見ながら日々のケアについてアドバイスしてもらうこともできます。一般的なサロンでは相談しにくい悩みも、専門サロンなら「そういう相談をする場所」なので、気まずさを感じる必要がありません。

たとえば東京であれば、薄毛男性専門メンズヘアサロンSARUTAHIKOのようなサロンがあります。薄毛に悩む男性を専門に対応しているので、「どんな髪型にすれば気にならなくなるか」「普段のヘアケアで何を意識すればいいか」といったことを、プロの目線でアドバイスしてもらえます。

中学生の場合は保護者の方と一緒に来店するのが安心です。カットだけの利用でも大丈夫なので、「いつもの理容室だと相談しにくいな」と感じている方は、一つの選択肢として覚えておいてください。

6.よくある質問(Q&A)

中学生 抜け毛 6

中学生の抜け毛について、よくある質問をまとめました。

中学生で抜け毛が多いのは普通ですか?

思春期はホルモンバランスが大きく変化する時期なので、一時的に抜け毛が増えることは珍しくありません。1日50〜100本程度の抜け毛は正常範囲です。ただし、明らかに地肌が目立つほど抜ける場合や、急に抜け毛が増えた場合は、保護者の方に相談のうえ皮膚科を受診しましょう。

中学生の抜け毛は治りますか?

思春期のホルモン変化や生活習慣の乱れが原因の場合、体の成長に伴い落ち着いてくるケースが多いです。正しいシャンプー方法や食事・睡眠の改善を心がけることで、頭皮環境は整っていきます。数か月続けても改善が見られない場合は、皮膚科で相談することをおすすめします。

中学生男子におすすめのシャンプーの選び方は?

洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーが頭皮にやさしくおすすめです。成分表示に「ラウロイル〜」「ココイル〜」と書かれているものがアミノ酸系の目安になります。特定の商品にこだわるより、保護者の方と一緒にドラッグストアで選んでみるのがよいでしょう。

中学生でも薄毛(AGA)になることはありますか?

AGA(男性型脱毛症)は主に成人男性に見られる症状で、中学生の年齢で発症することは非常にまれです。ただしゼロとは言い切れないため、気になる症状が続く場合は自己判断せず、保護者の方と一緒に皮膚科医に相談してください。

抜け毛のことを親に相談するのが恥ずかしいです。どうしたらいいですか?

髪の悩みは誰にでも起こりうることで、恥ずかしいことではありません。「最近シャンプーのとき抜け毛が気になるんだけど…」と軽い調子で切り出すのがおすすめです。保護者に伝えることで、シャンプーの買い替えや皮膚科の受診など、具体的なアクションが取りやすくなります。

育毛剤やサプリメントを使っても大丈夫ですか?

中学生の体はまだ成長の途中にあるため、自己判断で育毛剤やサプリメントを使用することはおすすめしません。まずは食事・睡眠・シャンプーの見直しなど、基本的な生活習慣の改善を最優先にしてください。それでも気になる場合は、保護者を通じて皮膚科医に相談しましょう。

7.まとめ|中学生の抜け毛はまず正しい知識と生活習慣から

中学生 抜け毛 7

ここまで読んでくれてありがとうございます。最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。

  • 中学生の抜け毛は思春期のホルモン変化による一時的なものが多い。過度に不安になる必要はない
  • 正しいシャンプー方法・バランスの取れた食事・十分な睡眠が、いちばん効果的な対策
  • 急激な抜け毛・円形の脱毛・頭皮の炎症がある場合は、保護者に相談して皮膚科を受診する
  • 髪型の見た目が気になるなら、専門サロンに相談するという方法もある
  • 何より大切なのは、一人で悩みを抱え込まないこと

抜け毛の悩みは、正しい知識を持つだけで気持ちがずいぶん楽になります。そして、今の生活習慣を少し見直すだけで、頭皮環境は着実に変わっていきます。

焦らず、できることから始めてみてください。

※この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療を行うものではありません。症状が気になる場合は、保護者の方と一緒に皮膚科など医療機関を受診してください。

M字薄毛に似合う髪型のご提案!ぜひ一度、サルタヒコをお試しください!09
記事監修
理容師 佐々木善一
理容師佐々木善一

SARUTAHIKO(サルタヒコ)代表


薄毛男性専門理容室SARUTAHIKO(サルタヒコ)代表。理容師歴18年。銀座の高級理容室で4年間経験を積んだ後、2014年に「バルビエレ銀座」を開業。2018年には、業界初となるフリーランス理容師によるシェアサロン運営を開始し、理美容業界の働き方改革や技術・サービス向上にも尽力している。

現在もトップスタイリストとして現場に立ち続け、M字薄毛・O字薄毛・若ハゲなど、薄毛に悩む男性を中心に数多く担当。髪を切るだけではなく、「薄毛でも自信を持てること」「人前に出るのが楽しくなること」を大切にし、一人ひとりの骨格や髪質、ライフスタイルに合わせた提案を行っている。

2025年より、薄毛男性への接遇やカット技術が高く評価され、SARUTAHIKOの第一号スタイリストとして活動開始。同時に、薄毛対応を学びたい理美容師への技術指導にも取り組み、薄毛男性が安心して通える理美容環境づくりを目指している。

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