
こちらの記事は、SARUTAHIKO代表の理容師・佐々木が監修しております。
この記事では、「おっさん」という言葉をポジティブに捉え、40代以降の男性がより魅力的に見える髪型を紹介します。年代別のおすすめヘアスタイルはもちろん、薄毛や白髪の悩みにも対応した髪型をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
「年齢を重ねても、かっこよくありたい」これは多くの男性が持つ願望ではないでしょうか。特に40代、50代になると、若い頃とは違う髪質や量の変化に悩む方も多いと思います。でも安心してください!年齢を重ねた男性だからこその魅力的な髪型はたくさんあります。

1. かっこいいおっさんとは?現代の「イケオジ」像

「イケオジ」という言葉を聞いたことがありますか?これは「イケてるオジサン」の略で、若々しさと大人の余裕を兼ね備えた魅力的な中年男性を指します。
かっこいいおっさん、すなわちイケオジの最大の特徴は「清潔感」と「センス」です。年齢に関係なく、身だしなみに気を配る男性は魅力的に見えるものです。特に髪型は、顔の印象を大きく左右するため、非常に重要です。
イケオジの条件は以下の通りです:
- 清潔感のある髪型とヘアケア
- 年齢に合った、でも若すぎない髪型選び
- 自分の髪質や顔の形に合ったスタイル
- 定期的なメンテナンス
つまり、「おっさんだから」と髪型をあきらめるのではなく、年齢に合った適切なヘアスタイルを選ぶことが大切なのです。
2. 年代別・おすすめかっこいい髪型

2-1. 40代におすすめの髪型5選
40代は若さと大人の魅力が共存する、男性にとって非常に魅力的な時期です。この年代の髪型選びで大切なのは、若づくりしすぎず、かといってあまりに保守的になりすぎないバランスです。
①ビジネスショート
40代の多くの方がビジネスシーンで活躍しているため、清潔感があり信頼感を与えるスタイルは必須です。サイドとバックを短くし、トップに少しボリュームを持たせたスタイルは、どんなシーンでも好印象を与えます。

②ソフトモヒカン
激しすぎないソフトなモヒカンスタイルは、40代男性にも十分似合います。サイドを刈り上げすぎず、トップの高さも控えめにすることで、大人の余裕を感じさせるスタイルになります。

③ナチュラルツーブロック
40代でもツーブロックは十分楽しめます。ただし20代の若者のような極端な刈り上げではなく、自然な感じでサイドをスッキリさせるのがポイントです。

④七三パート
クラシックな七三分けは、40代男性の知的さと落ち着きを強調してくれます。整髪料でしっかり固めるよりも、柔らかい質感に仕上げるのが現代風です。

⑤ミディアムレイヤー
少し長めの髪も40代には似合います。レイヤーを入れることで動きが出て、若々しさもキープできます。ただし手入れが必要なので、スタイリングに時間をかけられる方におすすめです。

40代がやってはいけない髪型
- あまりにも若者っぽい派手なカラーリング
- 極端な刈り上げやデザイン
- 手入れが行き届いていないだらしないスタイル
40代は髪のボリュームが減り始める時期でもあるので、薄毛が気になる方は次の章でご紹介する対策も参考にしてみてください。
2-2. 50代におすすめの髪型5選
50代になると、髪の質や量の変化がより顕著になります。この年代では、その変化を上手に活かしたスタイル選びが重要です。
①50代ちょい悪オヤジ向けショートスタイル
「ちょい悪」と言っても派手な金髪ではありません。短めに切りつつも、トップに少しだけ遊び心を加えたスタイル。サイドを短くし、トップを少し長めに残すことで、知的さの中にも少しの反骨精神を感じさせます。

②50代のツーブロック:品のある取り入れ方
50代でもツーブロックは素敵です。ポイントは刈り上げの高さを耳の下あたりに抑え、急激な変化をつけないこと。グラデーションをつけることで上品な印象になります。

③白髪を活かしたシルバーヘア
白髪を染めるのではなく、あえて活かしたスタイル。全体をきれいにカットし、適切なヘアケア製品で艶を出すことで、ダンディな魅力が引き立ちます。

④ベリーショートスタイル
全体を短く刈り込むシンプルなスタイル。清潔感があり、毎朝のセットも簡単なので忙しい50代にぴったりです。ただし、定期的な散髪が必要です。

⑤コンパクトマッシュ
丸みのあるシルエットのマッシュルームカットを、50代向けにコンパクトにしたスタイル。柔らかい印象を与え、優しさと知性を感じさせます。

50代がやってはいけない髪型
- 若い頃の髪型をそのまま続ける
- 薄毛を無理に隠そうとする長すぎる前髪
- 手入れが行き届いていない伸びすぎた髪
50代は個性と品格が問われる年代です。自分の髪質や顔の形に合ったスタイルを見つけることが大切です。
2-3. 60代以上におすすめの髪型3選
60代以上になると、より一層の品格と落ち着きが求められます。同時に、お手入れの簡単さも重要なポイントになってきます。
①エレガントショート
全体的に短めでありながら、額や耳周りはきちんと整えられた上品なスタイル。白髪が混じっていても清潔感があり、知性と経験を感じさせます。

②ナチュラルグレイスタイル
白髪を自然に受け入れたスタイル。適切な長さとカットで形を整え、専用のシャンプーやトリートメントで黄ばみを防ぎ、美しい銀髪を演出します。

③クラシカルショート
昔ながらの短髪スタイルを現代風にアレンジ。サイドはスッキリと短く、トップはやや長めにして動きをつけることで、古臭さを感じさせません。

60代以上の方がかっこよく見えるコツは、「清潔感」と「手入れのしやすさ」のバランスです。また、定期的な散髪で形を維持することも重要です。

3. 髪の長さ別・かっこいいおっさん髪型ガイド

3-1. ショートヘア

ショートヘアは、中年男性にとって最も無難で実用的な選択です。清潔感があり、手入れも比較的簡単なため、多くの方に選ばれています。
ビジネスからカジュアルまで対応できるスタイル
サイドとバックを短くし、トップに少し長さを残した万能スタイル。朝のセットはワックスやジェルを少量つけるだけで簡単にきまります。忙しい朝でも手早く済ませたい方におすすめです。
おっさんこそかっこいいベリーショート
全体を短く刈り込むベリーショートは、実はおっさん世代こそ似合うスタイルです。若い頃は頭の形が目立つことを気にしていたかもしれませんが、年齢を重ねた男性の場合、短髪が品格と自信を表現してくれます。
メンテナンスが楽なショートスタイル
「忙しくて美容院に行く時間がない」という方には、成長しても形が崩れにくいグラデーションカットがおすすめ。3〜4週間に一度の散髪で十分キープできるスタイルです。
ショートヘアで気をつけるべきポイントは「古さ」です。昔ながらの七三やオールバックでも、現代風にアレンジすることを忘れないでください。例えば、きっちり分けるよりも少しラフに仕上げるだけで印象が変わります。
3-2. ミディアムヘア

耳にかかるくらいの長さのミディアムヘアは、少し遊び心を出したい中年男性にぴったりです。スタイリング次第で印象が大きく変わるのも魅力です。
こなれ感を出すミディアムスタイル
耳周りから襟足にかけて軽くレイヤーを入れることで、重くなりすぎない適度な動きを出せます。自然な風合いがおしゃれな雰囲気を演出します。
セットの仕方でイメージチェンジできる万能スタイル
ミディアムヘアの良さは、その日の気分やシーンに合わせてアレンジができること。仕事の日はきちんと七三にセットし、休日はラフにかき上げるなど、一つの髪型で複数の表情を楽しめます。
若く見えるポイントとテクニック
中年男性がミディアムヘアで若々しく見せるコツは、重さを残しすぎないことです。適度に軽さを出し、動きのあるスタイルにすることで、若々しさと大人の余裕を両立できます。
ただし、ミディアムヘアは手入れが必要です。朝のスタイリングに5〜10分かけられる方に向いています。また、清潔感を保つためには2〜3日に一度のシャンプーが理想的です。
3-3. ロングヘア

肩にかかるほどの長さのロングヘアは、勇気のいる選択かもしれませんが、上手く決まれば非常に個性的でかっこいい印象を与えます。
かっこいいおっさんのロングヘアスタイル
ロングヘアを楽しむなら、ただ伸ばすだけでなく、定期的に毛先を整えることが重要です。また、全体にレイヤーを入れることで重さを軽減し、こなれた印象に仕上がります。
清潔感を保つためのケア方法
長い髪は汚れやすく、また脂っぽく見えがちです。特におっさん世代は若い時より皮脂の質が変わっているので、適切なシャンプーとトリートメントの選択が重要です。また、乾かす際は根元からしっかり乾かして、寝ぐせが残らないようにしましょう。
年齢に合わせたロングヘアの楽しみ方
年齢を重ねると、ロングヘアでも若い頃のようなワイルドさより、大人の落ち着きを意識したスタイリングが似合います。例えば、きっちりとオールバックにしたり、低い位置でまとめたりするのが良いでしょう。
ロングヘアは、清潔感を保つのが難しいというデメリットがあります。本気で挑戦するなら、毎日のケアを怠らないことが大切です。
4. 薄毛・白髪対策とかっこいい髪型

4-1. 薄毛の種類別おすすめ髪型
40代以降の男性にとって、薄毛は避けて通れない悩みのひとつです。でも、薄毛タイプに合った髪型選びをすれば、気にならなくすることも可能です。
M字ハゲに似合う髪型
額の生え際が後退するM字ハゲの場合は、前髪を作らないスタイルが逆に格好良く見えます。無理に前髪で隠そうとすると不自然になるので、思い切ってオールバックやアップバンクにするのがおすすめです。サイドの髪をきれいに整えることで、全体のバランスが良くなります。
つむじハゲをカバーする髪型
つむじ周辺が薄くなっている場合は、全体的に短めのヘアスタイルが効果的です。髪を短くすることで、薄い部分と厚い部分の差が目立ちにくくなります。また、毛流れを工夫してつむじを隠すスタイリングも有効です。
全体的に薄い方向けのヘアスタイル
全体的に髪が薄くなっている場合は、思い切って短く刈り上げるスタイルがスマートです。特にベリーショートやソフトモヒカンは、薄毛を気にせず楽しめるスタイルです。髪が短いことで清潔感が増し、自信を持った印象を与えることができます。
薄毛対策で最も避けたいのは、「無理に隠そうとする」ことです。長い髪で薄い部分を覆おうとすると、かえって不自然さが目立ちます。自分の髪の状態を受け入れ、それに合ったスタイルを選ぶことが、かっこいいおっさんへの第一歩です。
4-2. 白髪を活かした「渋カッコいい」髪型
白髪は決して悪いことではありません。むしろ、上手に活かせば「渋い」「大人の魅力がある」と好印象を与えることができます。
白髪メンズの魅力を引き出す髪型
白髪が目立ち始めたら、思い切ってシャープなショートヘアにするのがおすすめです。特に、サイドを短くしてトップにボリュームを残すスタイルは、白髪が混じっていても清潔感があり、知的な印象を与えます。
グレイヘアを楽しむスタイリング方法
あえて白髪を染めずに楽しむ「グレイヘア」スタイルが近年人気です。グレイヘアを楽しむコツは、定期的なカットで形を整え、専用のシャンプーで黄ばみを防ぐこと。また、マットな質感よりも、適度な艶のある仕上がりを目指すと上品に見えます。
白髪染めの最新トレンド
全体を染めるのではなく、部分的に白髪を残す「グラデーションカラー」も選択肢のひとつです。こめかみや耳周りの白髪はあえて残し、トップや後頭部は自然な色味で染めるスタイルは、ナチュラルでおしゃれな印象を与えます。
また、従来の黒染めではなく、グレーやシルバーなど明るめのトーンで染めるのも現代的。暗すぎる色は顔色を悪く見せることがありますが、明るめの色味は肌を若々しく見せる効果があります。

5. かっこいいおっさんの髪型の作り方&ケア

どんなに良い髪型にしても、日々のケアやスタイリングが適切でなければ台無しです。ここでは、かっこいいおっさんになるための日常のヘアケアについて説明します。
プロ直伝!スタイリング剤の選び方と使い方
40代以降の男性は、20代の頃とは違うスタイリング剤選びが必要です。年齢とともに髪質は変化し、一般的に乾燥しやすくなります。
- ハードワックスやジェル:固めたいときや雨の日に。使いすぎると不自然な硬さになるので注意。
- ソフトワックスやクリーム:自然な動きを出したいときに。日常使いにおすすめ。
- オイル:乾燥が気になる方や、艶を出したい方に。少量でOK。
スタイリング剤は「少量を手のひらでよく伸ばしてから」つけるのがコツ。一度につけすぎると、ベタついたり不自然になったりします。
家庭でできるセット術
朝の忙しい時間でも簡単にできるセット方法をご紹介します。
- シャンプー後は、しっかりと乾かす(半乾きは禁物)
- ドライヤーを使うときは、髪の流れに沿って風を当てる
- スタイリング剤は髪の後ろ側から前に向かってつける
- 手ぐしやコームで全体のバランスを整える
- 最後に部分的に細かい調整を行う
慣れれば5分程度でセットできるようになります。急ぐときのために、シンプルなスタイリングも覚えておくと便利です。
定期的なメンテナンスの重要性とサロン選びのポイント
かっこいいおっさんであり続けるためには、定期的な散髪が欠かせません。特に短めのヘアスタイルは、3〜4週間に一度のペースでのメンテナンスが理想的です。
サロン選びのポイントは以下の通り:
- 中年男性の客が多いサロン(年齢層に合ったスタイル提案が期待できる)
- スタイリストとの相性(話しやすさも重要)
- カット後のスタイリング指導があるサロン(自宅でのセットに困らない)
- 予約の取りやすさ(定期的に通えるか)
良いスタイリストを見つけたら、長く付き合っていくことをおすすめします。あなたの髪質や好みを理解してくれる「かかりつけ美容師」がいると、常にベストな状態を保ちやすくなります。
6. やってはいけないおっさんの髪型&改善ポイント

どんなに良いスタイルでも、時代と共に「古い」と感じられるようになることがあります。ここでは、避けるべき髪型と、その改善方法を紹介します。
時代遅れになりがちなスタイルとその対策
①ハードに決めすぎたオールバック
80年代風の、整髪料でガチガチに固めたオールバックは時代遅れに見えます。現代版のオールバックは、柔らかい質感で、自然な動きを残すのがポイントです。
②分け目がきつすぎる七三
直線的な分け目の七三スタイルも古く見えがち。現代的な七三は、分け目を少しぼかし、全体に自然な動きを持たせるスタイルです。
③単調なマッシュルームカット
全体が同じ長さのマッシュルームカットは、手入れが簡単な反面、平坦で個性のない印象を与えます。レイヤーを入れて立体感を出すことで、現代的なスタイルに変身します。
老けて見える要素と若々しく見せるコツ
老けて見える要素:
- 伸びすぎた髪(特に襟足や耳周り)
- 清潔感のない白髪
- カラーリングの色落ち
- 不自然な染め方(真っ黒など)
若々しく見せるコツ:
- 定期的なカットで形を整える
- 自然な色味の白髪染めを選ぶ
- 適切なヘアケア製品で髪に艶を出す
- 顔周りはすっきりさせる
髪型で避けるべき間違い
最も避けるべき間違いは「若作り」です。20代の若者と同じ髪型を真似ても、違和感が出るだけです。年齢に合った上品さと清潔感のあるスタイルを選ぶことが大切です。
また、薄毛を無理に隠そうとするあまり、不自然な前髪や髪型にするのも避けたいところ。自分の髪質を受け入れた上で、それを活かせるスタイルを見つけましょう。
7. 芸能人・有名人に学ぶかっこいいおっさんの髪型

具体的なイメージが湧きにくい場合は、同年代の芸能人の髪型を参考にするのも一つの方法です。
40代〜50代の人気芸能人のヘアスタイル分析
阿部寛さん(50代)
薄毛を気にせず、短めのベリーショートを基本としています。清潔感があり、知的な印象を与える髪型です。役柄によって少しアレンジしていますが、基本はシンプルなスタイル。
福山雅治さん(50代)
ミディアムレイヤーを基本に、時々長さを変えてイメージチェンジしています。自然な質感と適度な動きが特徴で、大人の色気を感じさせるスタイルです。
木村拓哉さん(40代後半)
年齢を重ねても常に髪型にこだわりがあります。短めから長めまで様々なスタイルを楽しんでいますが、どれも「手入れが行き届いている」点が共通しています。
海外セレブから学ぶエイジングに負けない髪型
ジョージ・クルーニー
白髪交じりの短髪スタイルで、大人の魅力を最大限に引き出しています。特に横と後ろを短くし、上に長さを残すスタイルは、エレガントで知的な印象を与えます。
デビッド・ベッカム
常に流行の最先端を行くベッカムですが、年齢とともにより洗練されたスタイルを選ぶようになっています。短めのスタイルからミディアムまで様々ですが、どれも計算された「こなれ感」があります。
真似したい髪型と美容師への伝え方
芸能人の髪型を参考にする場合、単に「○○さんみたいに」と伝えるだけでは不十分です。以下のポイントも合わせて伝えましょう:
- 自分の生活スタイル(朝のセットにかけられる時間など)
- 仕事環境(フォーマルさの必要度)
- 自分の髪質や悩み(薄毛、くせ毛など)
- 理想のイメージ(清潔感、大人っぽさなど)
これらの情報があれば、美容師さんはあなたに合ったアレンジを提案してくれるはずです。
8. よくある質問

Q1. 薄毛が気になり始めました。隠すべき?それとも活かす髪型にするべき?
A: 薄毛を無理に隠そうとすると、かえって不自然さが目立ってしまいます。薄毛が気になり始めた段階では、以下のアプローチがおすすめです:
- 全体的に髪を短くして、薄い部分と厚い部分の差を目立たなくする
- サイドは短く、トップに少しボリュームを持たせるスタイルにする
- 自然なツーブロックスタイルで、サイドをすっきりさせる
また、薄毛の進行が気になる場合は、早めに専門医に相談することも大切です。当サロンでは、薄毛に悩む40代以上の男性に似合うヘアスタイルを多数ご提案しています。
Q2. 白髪が増えてきましたが、染めるべきでしょうか?
A: 白髪染めをするかどうかは、ライフスタイルや好みによって異なります。選択肢としては以下の3つがあります:
- 全体染め:全体を自然な黒髪やダークブラウンに染める(2〜3週間ごとの染め直しが必要)
- 部分染め:目立つ部分だけを染める(メンテナンスが比較的楽)
- 白髪を活かす:白髪をそのまま活かし、専用のシャンプーで黄ばみを防ぐ
近年は「グレイヘア」という選択肢も人気です。白髪を活かしながら、適切なカットとケアで洗練された印象に仕上げるスタイルです。当サロンでは、お客様の生活スタイルや好みに合わせたアドバイスを行っています。
Q3. 朝のスタイリングに時間をかけられません。おすすめの髪型は?
A: 忙しい朝でも簡単にセットできる髪型としては、以下のようなスタイルがおすすめです:
- ベリーショート:全体を短くすることで、ほとんどスタイリングが不要
- ナチュラルツーブロック:サイドを短くし、トップは自然な感じで乾かすだけでOK
- コンパクトマッシュ:丸みのあるシルエットで、乾かすだけで形になりやすい
また、スタイリングのコツとしては、就寝前にシャンプーして乾かしておくと、朝の寝ぐせが付きにくくなります。当サロンでは、お客様の生活リズムに合わせた、スタイリングが簡単な髪型のご提案も行っています。
Q4. 40代・50代に似合うヘアカラーの選び方を教えてください。
A: 年齢を重ねると、肌のトーンも変化するため、若い頃と同じカラーが似合わなくなることがあります。40代・50代におすすめのカラー選びのポイントは:
- 真っ黒よりも、ダークブラウンやチャコールグレーなど、少し明るさのある色味を選ぶ
- 顔周りだけ少し明るめにするなど、立体感を出す工夫をする
- 自然な色味を選び、派手すぎる色は避ける
また、白髪染めとファッションカラーを組み合わせる「グレイカラー」という方法もあります。白髪をカバーしながら、おしゃれな色味を楽しむことができます。当サロンでは、お客様の髪質や肌色に合わせた最適なカラー提案を行っています。
Q5. 40代以降で若く見られる髪型の特徴は何ですか?
A: 40代以降で若々しく見せるためには、以下のような髪型の特徴がポイントになります:
- 清潔感のある適度な長さ(伸びすぎないよう定期的にカット)
- 立体感のあるスタイル(平坦な髪型は老けて見える傾向あり)
- 適度な動きや毛流れを取り入れる(固すぎる印象を避ける)
- 顔周りはすっきりと整える(特に耳周りや襟足)
ただし、若作りしすぎると不自然な印象になるので注意が必要です。年齢相応の品格を保ちながら、清潔感と適度な動きのあるスタイルが理想的です。当サロンでは、お客様の骨格や髪質を見極めながら、若々しく見える髪型をご提案しています。
まとめ・当店のご案内

いかがでしたか?「かっこいいおっさん」になるための髪型選びのポイントを紹介してきました。
最後に重要なポイントをおさらいしましょう:
- 年齢に合った髪型選びが大切(若作りは逆効果)
- 清潔感と手入れのしやすさを重視する
- 薄毛や白髪は隠すよりも活かす発想で
- 定期的なメンテナンスが「かっこいいおっさん」の基本
- 自分の個性や生活スタイルに合ったヘアスタイルを選ぶ
40代、50代、60代と年齢を重ねるごとに、髪型に求められるものも変化します。しかし、どの年代でも「清潔感」と「自信」が最も魅力的に見せる要素であることは変わりません。
当店の強み
薄毛男性専門メンズヘアサロンSARUTAHIKOでは、年代を問わず薄毛でお悩みの男性のお客様に特に好評をいただいております。当サロンでは、薄毛でお悩みの方に特化したカウンセリングを実施しています。年齢を重ねた髪質の変化を熟知したスタイリストが、お一人おひとりの髪質や顔の形、ライフスタイルに合わせた最適なヘアスタイルをご提案します。
カウンセリング:まずはお気軽にご相談ください。薄毛の種類や進行度、髪質などを総合的に判断し、最適な髪型をご提案します。
頭皮診断サービス:ご希望の方には、専用のカメラで頭皮の状態をチェック。目に見えない頭皮環境の変化も把握できます。
パーソナルケアプラン:一人ひとりの状態に合わせたヘアケアプランをご提案。シャンプーの選び方から日々のケア方法まで、総合的にアドバイスします。
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記事監修 理容師 佐々木善一
SARUTAHIKO(サルタヒコ)代表
銀座高級理容室に4年勤めた後、2014年バルビエレ銀座を開業。2018年より、業界初となるフリーランス理容師を集めて運営するシェアサロンを開始。理美容業界における処遇改善や技術力・サービス力の向上に寄与する。
オーナーを務めながら、自身もトップスタイリストとして現場で活躍し続け、薄毛男性からビジネススタイル・バーバースタイルまで幅広く支持を集める。2025年、薄毛男性に対する接遇・技術力が評判を呼び、SARUTAHIKOの第一号スタイリストとして指名を受ける。同年からは、薄毛男性を対応する理美容師に向けた技術指導なども開始予定、薄毛専用理美容師の業界的な底上げに尽力する。

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