薄毛専門バーバーSARUTAHIKO(サルタヒコ)。現在、新宿に1店舗を構えるこのサロンは、一般的な美容室とは一線を画すコンセプトで運営されている。代表取締役の佐々木善一氏が、創業の経緯からスタイリストへの思い、そしてこれからのビジョンまでを語ってくれた。
「どこでカットしても一緒」と諦めてしまう方がいる
薄毛の悩みは、センシティブだ。
一般的な美容室で「最近、髪が薄くなってきて……」と打ち明けても、「いや、そんなことないですよ」と返されてしまう。アドバイスをしてもらえるわけでもない。ただよけるように「そんなことないですよ」と言われてしまうと、「薄毛」が禁句何だということ理解する。そして、諦めて1,000円カットへ流れていく。
そんな男性たちが多い現実に気づいた佐々木氏は、「それでいいはずがない」と感じた。
「薄毛の悩みをちゃんと聞き取って、その人に合った髪型を提案できる専門サロンをつくりたかった。カット技術だけじゃなく、毎日のセットの仕方まで含めて、再現性のある提案ができる場所が必要だと思っていた」
薄毛専門バーバーSARUTAHIKO(サルタヒコ)が大切にしているのは、カウンセリングの大切さだ。トップをあえて長く残すか、短くまとめるか。色彩で薄さを目立たなくさせるか。特殊なカット技法と、セット方法の指導まで含めた一連の提案が、お客様の「こんなに変わるんですね」という驚きにつながっている。
創業のきっかけは、共同創業者の実体験だった
薄毛専門バーバーSARUTAHIKO(サルタヒコ)の立ち上げには、もう一人の人物が深く関わっている。共同創業者の高井氏だ。
高井氏は27歳という若さから薄毛に悩み、「薄毛男性向けて作られたサロンや相談所」を転々としてきた。しかし行き着く先はいつも同じ。AGAの薬やウィッグなど、高額な商品のクロージングがセットになった提案ばかりだった。
「そういうことじゃない」と感じた高井氏は、佐々木氏が運営していた美容室を訪れ、こんな思いを打ち明けた。
「佐々木さんみたいな人に、こういうオシャレな場所で、薄毛の相談をしながら、ただ僕に合うカットをしてもらいたかったんですよね。」
その言葉が、薄毛専門バーバーSARUTAHIKO(サルタヒコ)の出発点になった。銀座でのテスト出店を経て手応えを掴み、2026年4月、新宿店としてリニューアルオープンを果たした。
ベテランスタイリストが「本来の技術」を発揮できる場所
薄毛専門バーバーSARUTAHIKO(サルタヒコ)には、35歳以上のスタイリストが多く在籍している。
キャリアを重ねた美容師・理容師は、技術力を磨いてきた。しかし業界の現実は厳しい。40代になると、若者向けのトレンドスタイルを多く扱う職場では対応が難しくなってくる。かといって回転率重視の大型店舗に移れば、1日に40〜60人をこなすハードな肉体労働が待っている。腱鞘炎、腰痛、手荒れ——キャリアを積んだ先に、消耗だけが残るケースも少なくない。
薄毛専門バーバーSARUTAHIKO(サルタヒコ)の1日の担当人数は、6〜8名。一人ひとりと丁寧に向き合うことができる。
「せっかく積み上げてきた技術を、ちゃんと発揮できる場所でありたい。薄毛専門というフィールドは、経験豊富なスタイリストにこそマッチしていると思っています」
カットだけでなく、マーケティングや商品開発に携わるキャリアパスも用意しているという。技術職としての天井を感じているスタイリストにとって、新しい挑戦の場にもなり得る。
「諦めていた自分を、諦めなくていい」
オープン以来、リピート率は高い。
理由は単純だ。一度でも「変われた」という体験をしたお客様は、もう諦めない。毎日のセットが決まるようになった。鏡を見るのが怖くなくなった。そういう声が、スタッフの仕事のやりがいになっている。
佐々木氏は今後、都内はもちろん、北海道をはじめとした主要都市への店舗展開も視野に入れている。
「もっと多くの薄毛男性を変えたい。そして、スタイリストにとっても誇りを持って働ける環境をつくっていきたい」
薄毛専門バーバーSARUTAHIKO(サルタヒコ)では、現在スタイリストを募集しています。 ご予約・採用のお問い合わせは薄毛専門バーバーSARUTAHIKO(サルタヒコ)ホームページからどうぞ。

